はじめての塗香(ずこう)体験。

どうも、週末翻訳家です。


塗香 ZUKOU

というものをご存知でしょうか。


私はこの年になるまで知りませんでした。

先日お出かけ先のミュージアムショップで売られていたので、思わず手に取って買いました。




見た目はちょっとした薬っぽい粉末です。
この塗香なるもの、仏教アイテムらしく、その名の通り「塗る香」です。

Wikipediaによると、
仏像や修行者の身体に香を塗って、けがれを除くこと。また、その香。
とあり、香木や漢方の生薬を乾燥させて粉末状にしたものです。
手のひらや手首などに擦り込むと、じんわりほのかに香ります。

それは言うなれば、徳の高そうな古いお寺で嗅いだことのある、あの香り。
とはいえそれほど主張は強くなく、ほんのり和な香りを纏いたい時に重宝しそうです。

めちゃ良い匂いだなあ。
日に何度も擦り込んで、くんかくんかしてしまいます。

成分を見ると、龍脳、白檀、丁子、桂皮などで構成されています。
そこでふと思いました。

なにかに似ている・・・
私がつねづね好んで選ぶ香りたちに共通した何か。
この成分の中に、私のお気に入りの香りの源があるはずだ。

そこで家にある私の好きな香りのものを調べて見たところ(養命酒、Aesopの固形ソープ、クラフトコーラ調べ)共通していたのは「丁子(クローブ)」と「桂皮(またはシナモン)」でした。

あれ、これって、

スーパーのスパイス売り場で売っているクローブとシナモンを調合すれば、
いつでも私の好きな香りが作れるってことでは?

シナモンは手持ちがあったので、さっそくクローブを買ってきてやってみました。

二つのスパイスを適当に合わせると・・・

あら不思議。
本当に、私の好きな香りがする。
まさかスーパーに売っているもので、調香できるとは思ってもみませんでした。


買った塗香がなくなったら、こっちを使おうかなw




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