散歩のように旅する東京。
どうも、週末翻訳家です。
秋晴れの10月某日、母と連れ立って東京に行ってきました。
旅のテーマは「知ってるけど行ったことのないところを訪れる」。
具体的には国会議事堂、国会図書館、国立科学博物館、国立博物館など。
あと、大好きなドラマ『名建築で昼食を』で紹介された国際こども図書館も。
今回は上野周辺にお目当てが多いため、御徒町を拠点に選びました。
東京駅から近くて便利でした。
一日目、午後東京着。
山手線で御徒町に着き、駅近のまち中華でラーメンを食べました。
今回の宿はココネ上野御徒町。
チェックインして荷物を下ろして、さあ周辺探索。
アメ横を通り、不忍池をチラ見して、上野動物園の裏門をチラ見して、国立博物館をチラ見して、こども図書館は休館日の看板をチラ見して、上野公園をぐるり歩いたら足が棒のように。
帰りはたった一駅だけど電車にしました。
ホテルに着くと、グッタリして何も出来ず、呆然とベッドに体を横たえていました。
そうは言ってもお腹はすく。
重い腰をあげて、近所の松坂屋でデパ地下寿司を、KALDIでチーズ、生ハム、長細いイタリアの乾パン、菓子パンなどを朝ごはん用に買いこみました。
その夜は慣れない環境で母も私も眠れず、悶々と過ごしました。
二日目は寝不足ながら元気いっぱい。
いざお目当ての場所へ!
東京国立博物館→国立科学博物館→こども図書館とハシゴです。
国立博物館は自在置物がお目当てでした。
構内図を見てあたりをつけ、探し回りました。
が、見つからない。
インフォで聞くと、今日は出てないとのこと。
常設じゃないんかーい。
所蔵物が多くて、展示できないものがあるとはさすが国立・・・。
自在置物、見たかった。
私は国立科学博物館は2回目。
母は初めてでしたが、早くも足が重く地球館しか見ることがかないませんでした。
圧巻の剥製コレクション、恐竜の骨格、昆虫の標本の数々、、、。
そういやこないだ資金難でクラウドファンディングしてたけど?
何とかなったんでしょうか。
最後は国際こども図書館へ。
ここは建築がすばらしかった。
こんな素晴らしい環境で育つこどもたち、うらやましー!
二日目も足が棒です。万歩計は13,000歩でした。
あまりの疲れに、夜は近所の銭湯『燕湯』へ。
燕湯(台東区上野) || JR御徒町駅より徒歩3分の朝湯銭湯です。朝6時から営業してます。
完全にローカル銭湯でした。
古い建物で風情がありました。
お湯もとっても綺麗で、最高でした♨️
その夜は二人ともぐっすり眠りました。
三日目、宿をチェックアウトして、国会図書館のある永田町へ。
利用券を作っていざ中へ、、、国会図書館は書架がなく、自分で端末で検索して目当ての本を窓口で貸し出してもらうというシステムでした。
書架がないとは?
にわかに理解できませんでしたが、中に入って納得しました。
広大なスペースにものすごい数の端末が並んでいて、利用者はそれを黙々と操作していました。
我々も端末を確保して、それぞれに調べ物を少々。
国会図書館は、カフェも食堂も充実していて、お手頃でした。
がっつり牛カツ定食を頂いて、コーヒーを飲んで、図書館を後にしました。
さて、ニュースでしか見たことのないあの建物、この目で見てやろうじゃないかということで、ぐるりと歩いて国会議事堂にも行ってみました。
その日は臨時国会で警備強化中でした。
機動隊の車両も出ている物々しい雰囲気のなか、私たちが一番気になっていたのは、道に落ちた大量の銀杏をいかに踏まずに進むかということ。
銀杏並木の多い上野もそうでしたが、この季節はどこもかしこも臭い!
さて、最後は東京駅周辺で新幹線までの時間を潰すことにしました。
東京駅の中は地獄なので、近くのKITTEへ逃げました。
KITTEにはインターメディアテクという小さなミュージアムがあって、しかも無料で開放されています。
時間を潰すにはもってこいです。
そこで見たインコの骨格標本がかわいくて、母と大興奮。
うちのインコも死んだら骨格標本にしたい・・・。
さて、この3日の東京旅行では一日平均12,000歩を記録しました。
母、73歳。
さすがに疲れたろうと思いましたが、次の日ケロッとして仕事に行っていました。
私なんか朝起きれなかったのに・・・。
団塊の世代強え。
散歩するように旅する東京。
行きたいところに行き、好きなだけそこで過ごす、非常に満足のいく旅でした。
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