手術で粉瘤(ふんりゅう)取ってきた。
背中のど真ん中に粉瘤が出来てから、もう何年経つのだろう。
週末翻訳家です。
ずっと気になっていたんです、粉瘤。
ちなみに粉瘤とは、皮膚に袋状の構造物ができて、そこに皮脂などがたまって大きくなったりするもので、良性の皮膚腫瘍の一種だそう。
私の場合、痛みは全くありませんが、たまに膨らんできたり、痒くなったりします。
思い立って、皮膚科で診てもらったら、取らなくても何の問題もないけど、気になるようなら取りましょうかという話になりました。
手術当日の朝、予約している皮膚科に行きました。
待合室は混んでいました。
トイレの真ん前のパイプ椅子しか空いてなくて、そこに座ったら非常口が開いていてめちゃ寒かったです。換気の良さはピカイチ。
隣の椅子には若いお母さんが座り、子どもは全身で床掃除をしていました。(床舐めてるけど大丈夫なんか・・・)
まあまあカオスな町の小さな病院ですが、女医さんが一人でテキパキと患者さんをさばいていました。
ほどなくして処置室に呼ばれ、シャツを脱いで手術台の上にうつ伏せになりました。
先生がバタバタとやってきて、麻酔をプスプスプスと打って、「5分たったらまた来ますね」と次の患者さんの待つ診察室へ。
ていうか処置室と診察室はカーテンで仕切っているだけなので、様子が丸わかりでした。
そのまま5分待機。
先生がやってきて、皮膚を針のようなもので突いてみて痛みがないことを確認したあと、いよいよ手術開始です。
これまで幾度となく手術を受けてきましたが、意識のある手術は久しぶりです。
表面は麻酔が効いているけど、奥の方まで切る時に、もしかすると麻酔を追加するかも、と言われてドキドキしてましたが、術中も痛みなく、15分ほどで終わりました。
手術中、先生がめっちゃ話しかけてくるので、おしゃべりしてたら終わってたって感じ。
気さくな先生でよかったです。
コロナ禍で学会のイベントがオンライン化されて出張が激減したそうな。
「でもオンラインで事足りるんですか?」って聞いてみたら、事足りるそうだ。
もうずっとこれでいいんじゃね?って思ってるらしい。
出張ついでに話題のパン屋とか行けなくなったのは寂しい〜、とは言っていて、至極同感でした。
こうしてどんどん世の中から出張にかこつけた消費活動が少なくなっていくのだろう・・・
術後の処置は、中を3針、外を3針縫って、外のは抜糸が必要とのことでした。
以前、回復手術をした時ですら抜糸というイベントがなかったので、なんでだろと思いましたが、人間の体のつくりを考えると、お腹は縮めることはあれど引っ張られることってあまりないけど、背中はどちらかというと引っ張れる側だなと。
しっかり留めておく必要があるのかな?とも思いました。
服を着て、ふと看護師さんに「取った粉瘤、見せてもらえるんでしょうか」と聞くと、入れ物に入った粉瘤を見せてくれました。
本物は画像検索して頂くとして (生々しいのでご注意を)
どんな感じかを図示してみました。
皮膚片をちょこんと乗せた、直径2cmの袋が収穫できましたよ。
てか、あの小さな膨らみの下に、こんなでっかいものが隠れてたんか!
人体の神秘ですね。
薬局で抗生物質と頓服をもらい、家路につきました。
麻酔がまだ効いているのか、今のところ全然痛くないです。
明日も診察があって、傷の具合を診てもらいます。
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